合格基準点ってなに?/司法書士解答速報

司法書士の筆記試験では、合格基準点といわれるものがあります。これは、択一試験の午前の部、午後の部、記述式試験のうち、どれかひとつでも一定の点数以下になった場合に、合計点数に関わらず、筆記試験を不合格にするものです。

筆記試験の合格基準点

司法書士の筆記試験には、いわゆる「足切り」があります。択一試験では、午前の部と午後の部で、70%〜80%以上の点数が求められます。司法書士の択一試験の特徴のひとつに、科目毎の出題数の偏りがありますが、足切りの関係上、出題数の少ない科目(民事執行法・民事保全法・司法書士法は各1問、憲法・刑法・供託法は各3問しか出題されません!)を無視することは、リスクになるので注意が必要です。また、マイナー科目は、あまり細かい論点が出題されることもないので、過去問レベルの問題は押さえておくようにしましょう。
もっとも、司法書士試験は、そもそもが全体で80%〜85%が合格ラインの試験なので、午前の部、午後の部、記述式のどこかで大きく落とすと、挽回が難しくなります。あまり、足切りに気を取られすぎず試験に臨みましょう。

<参考>平成22年度筆記試験の結果

筆記試験の全体の合格点:満点280点中212.5点以上
ただし、以下の点数に達しない場合は、不合格。
択一試験(午前の部):満点105点中81点
択一試験(午後の部):満点105点中75点
記述式試験:満点70点中37.5点

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